■■それでも、今を生きる■■
あらゆる層の、いろいろな方に見ていただきたいと思っています。
家族みんなで見て、それぞれの気持ちで感じていただく、そんな映画になると良いですね。たとえば親が子供を誘って見に行く、そういう映画になってくれれば良いな、と思っています。
わたしが思うこの映画のテーマはやはり「生きる」ということ、です。「一歩前に出る」ということですね。
困難な状況や躊躇するようなことって色々あるんですが、それでも明日を「ただ待つ」のではなく、自分から明日に向かって歩いていく。
音楽も良いです。主題歌も素晴らしいものをいただきました。作品のメッセージが、本当に心に響くと思います。
いま東映アニメーションが出来る最高のクオリティのモノを作ろう、という気持ちで作ってきました。「白蛇伝」から「東映まんがまつり」と受け継がれてきた歴史の、新たな出発点になれば良いと思っています。多くの方に見ていただけるように願っています。
ブログ更新。「復刻!東映まんがまつり」第二期がリリース animesama.cocolog-nifty.com/animestyle/201…
— 小黒祐一郎さん (@animesama) 3月 13, 2012
『復刻!東映まんがまつり』第2期発売決定 ow.ly/9Clzt 今回は高畑勲さん、大塚康生さん、宮崎駿さん他豪華スタッフ集結の『太陽の王子ホルスの冒険』、『長靴をはいた猫』も収録。他『怪物くん』、『キン肉マン』等。7/21より5ヶ月連続全5巻でのリリースです!
— タワーレコード アニメさん (@TOWER_Anime) 3月 13, 2012
[映画]高畑勲&宮崎駿作品も!!「東映まんがまつり」、60年代から80年代の復刻版がDVDリリース決定! bit.ly/AqaT4m
— シネマトゥデイさん (@cinematoday) 3月 13, 2012
『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争』
絵コンテ・原画 稲野義信
スペシャルな仕上がりだったのが、中盤で鬼太郎とアキオが、バックベアードの砦に忍び込む場面だ。2人をドラキュラと狼男が迎え撃つのだが、奇抜な映像 表現が続出し、その仕上がりはシュールですらあった。正直言うと、初見時には何が起きているのかは分からなかった。何が起きているのはか分からなかった が、怪奇物らしいムードと、ドラキュラと狼男を目の前にして、アキオがパニックに陥っている事は充分に表現されていた。この場面はスタジオバードの稲野義 信が原画を担当しており、この場面のみ、絵コンテも彼が描いている。稲野義信は業界内にもファンの多い、スーパーアニメーターだ。彼のセンスとアイデアに よって生まれたシーンだった。
本編中、暗がりの中で鬼太郎とアキオがドラキュラと狼男と立ち回りするシーンというのがあって、どなたの作画(原画)のシーンだったかは知らないんですが、ノーマル+影にBL(黒)影がガッシリと入り、加えて照り返しがたくさん入ってる、という作画が上がってきました。当時の僕はまだ作画とかがよく分かっていなくて、いくら悩んでもどんな画面になるのか、どんな色にすればいいのか分からなくて、一連のカットをごっそり抱えて土田さんのところに相談に行ったのです。
見せられた土田さんも、ちょっと分かりにくかったみたいで、担当の原画さんを直接呼んで打ち合わせされていたのが強く印象に残ってます。いま思えば、動画より、むしろ原画を見て考えた方が分かりやすかったのです。でも、その頃は、仕上げに回ってくるのは、タイムシートと動画だけが入ったカット袋だったのですね。
かくして、僕の初の劇場用作品『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争』は完成しました。
(出典: youtube.com)
アニメアニメ(以下AA)
先日、作品を見せていただいたのですが、とても素晴らしかったです。主人公がブッダですから仏教という宗教のモチーフがあり、もっと堅いのかなと思っておりました。ところが大変なエンタテインメントで、とても楽しませていただきました。
そうではあるのですが、東映アニメーションさんが、こうした王道な作品、しかも劇場作品として手掛けるのは、かなり久しぶりですね。
森下孝三監督(以下森下)
そうですね。どのぐらいでしょう。『宇宙戦艦ヤマト 完結編』とか『オーディーン 光子帆船スターライト』の西崎(義展)さんの作品が最後ぐらいじゃないですか。それにしても80年代ですね。
AA
最初に映画のスタッフを発表されたときに、森下副社長自らが監督するということで、これに驚いた人も多かったかと思います。
森下
劇場映画の作り方を知っているのが、実はもう私一人しかいませんでした。特に昔の「東映まんがまつり」の経験者は、私一人です。私は『にんぎょ姫』のアシスタントで勝間田(具治)さんについていました。
映画的に、アニメ映画として『手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-』を完成出来たのは、当時の東映の伝統の名残だと思います。東映動画の時代には劇場アニメーションを毎年1本仕上げていたのですが、その血が残っているのは、現役では私とか宮崎(駿)さん、高畑(勲)さんぐらいじゃないですか。。
森下
映画『ブッダ』は、テレビアニメではないし、スピンオフの映画でもありません。劇場アニメは作り方が違うのですが、そうした時の監督の作り方があります。監督は、実際には現場監督なんです。監督は絵を描けるわけでもなければ、本を書けるわけでもない。だけど、完成に向かってスタッフをまとめ、そして完成した絵は監督にしか分かりません。
アニメーションというのは、尺入れという、このカットは何秒だという編集が技術のほとんど50%を占めます。劇場映画となった時は、そこがものすごく重要なのです。
会社の立場では、そういう後継者も育てなければいけない。本当はアドバイスをするぐらいがいいのかもしれないですが、現実問題として、そこまで出来る人は本当に限られているのです。
森下孝三監督インタビュー『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』
link

photo

quote



